アダム徳永の女神覚醒アカデミー

女神と男神による神次元の性

  • トップ
  • 女神と男神による神次元の性
女神と男神による神次元の性

私たちが地球に生まれてきた共通の目的は、霊的成長であり、愛を学ぶことです。本来セックスは、単なる生殖行為を超え、男女が愛を交歓して霊性を高め合う総合芸術。神をこの世に顕す神聖な行為にほかなりません。

★以下『女神に覚醒する秘法』(ヒカルランド)より抜粋

セックスは男女が愛し合う最高の行為

 神を一言で言うと何でしょうか。その定義をまず述べておきたいと思います。

 キリスト教では、「神は愛である」と言います。しかし私は、「神は喜びである」と定義します。喜び。これが神の本質であり根源なのです。神は喜びたいという動機から、全てが出発するわけです。

 人間は神の完全なる姿を三次元に顕在化した存在です。なので人間は神そのものです。人間の魂の本質こそ神の本質です。では人間の魂の本質的な欲求は何でしょうか。それは喜びです。喜びは人間の生命の源であり原動力です。喜びは、人間に備えられた崇高なる魂意識、願望、欲望なのです。

喜びとは言葉を変えれば幸せです。人間はあまねく幸せを求めて生きています。それなのになぜ人類は不幸なのでしょうか。戦争の絶えない歴史が続くのでしょうか。人類が不幸な原因は何か。それを探求すると、不幸の第一の原因は陰陽和合が分離していることに行き当たります。

 宇宙を見渡したときに、三次元の宇宙の全ては必ずプラス・マイナス、陰と陽という関係性で存在していまです。プラスイオンとマイナスイオンが結合することによって、全ての物質、鉱物も動植物が存在しています。自然界においては、全て陰陽が統合して調和していて、分離などはありません。ところが、どういうわけか人間だけが、陰と陽である男女は分離してしまいます。一旦は結合の力が働き、一つになろうとします。しかし一つになってもすぐに分離してしまいます。それが現代の恋愛事情であり、夫婦の離婚や家庭内別居の問題です。

 世の中を見渡したときに、本当に仲よく最後まで人生を全うしているカップルやご夫婦はどれだけいるでしょか。100人に1人か1000人に1人。そういう割合ではないでしょうか。友達のご夫婦を見渡してみても、不平不満を言いながら、どこかで我慢しながら生きているというのが現実です。男女が愛し合うという究極の喜びの中で生き続けることはなかなか困難です。

 夫婦関係がうまくいかないがゆえに、そこで育った子どもたちは影響を受けます。両親の充分な愛を受けないままに育っていくから、人間性に歪みが生じるのです。歪みをもった男の子と女の子が一緒になっても、やはり愛し合うことが不十分なため分離します。今までの人類は、この連鎖だったわけです。

 なぜこうなってしまうのか。磁石は磁力によってN極とS極が結合します。男女が結合する力は愛です。人間の男女は愛の力で結合するのです。その愛が欠乏しているのです。では男女を結ぶ愛とは何でしょうか。それはお互いを必要とし合い、お互いに喜びを与えて受け取っていく行為です。記念日にお祝いする。美味しいものを食べに行く。これはお互いに喜びを与え合って喜びを共有し合う行為です。しかし愛の究極の形、お互いが最高に喜びを提供し合い、分かち合える行為。それは何かというと、実はセックスなのです。セックスは男女に最高の喜びを与え合い共有し合う究極の行為なのです。

 でも、人類はどうだったでしょうか。人や社会はセックスに対して罪悪感を持ち、羞恥心を持ち、汚れたものとして取り扱ってきました。つまり、最高の愛を放棄してきたわけです。
セックスという最高の愛の行為を放棄しながら、何かプレゼントしたり、朝起きてする「おはよう」のチューぐらいで、魂は満足することはできないのです。愛の磁力が弱いために男女は分離してしまうのです。

セックスの本質的な意義と価値

 人類は性を否定し、罪悪観をもたされてきました。それゆえに神棚に祭って大切にすべきセックスを、便器に吐き捨てるように汚れたものとして扱ってきました。本能が赴くまま欲望に任せて、女性の膣に精子を排泄してきたのです。

 ちなみにあまたの女性は、セックスで喜びを得られているでしょうか。セックスをこころから満足しているでしょうか。よくセックスに対する女性の苦情を耳にします。性感帯と言われる乳首とかクリトリスをチョチョと刺激されて挿入。そしてピストン運動。実は女性はその行為だけでは不十分なのです。それレベルのセックスは動物に毛が生えたようなものです。単なる生殖行為にすぎません。低次元の幼稚園レベルの行為なのです。神が人間にギフトとして与えてセックスとは遠くかけ離れています。

 本来セックスは神からもたらされた最高のギフトなのです。人間は、神がつくった最高の生命体です。神は男女がセックスを通して最高の喜びを共有し合い、最高に愛し合うことを願っているのです。なぜ女性のカラダは全身性感帯なのでしょうか。それは、女性は全身愛されるようにつくられているからです。女性は愛されて、愛に光輝くようにつくられた生命体なのです。女性は、愛されて、愛し尽くされて、女神として発光していくのです。その愛される行為こそがセックスなのです。女性はセックスを通して愛を受け取るのです。光源絶頂のオーガズム。それはセックス通して女性が得る最高の喜びであり最高の愛なのです。その愛を受けずして、女性は開花し、喜びの存在、愛の存在になれるでしょうか。なれるわけがありません。

 赤ちゃんは、なぜ3年間も母親に抱かれてオッパイを吸い続けるのでしょうか。赤ちゃんは母親の愛をふんだんに受ける必要があるからです。それによって子どもは母の慈愛を受けて、人間として愛の魂の器が形成されるのです。もし赤ちゃんが、生まれた瞬間からカプセルに隔離され、抱かれることもないまま、食事だけ与えられて放置されたらどうなるでしょうか。死んでしまいます。生きながらえたとしても、こころのない冷たい人間になってしまいます。仮に成長してから愛を注いでも手遅れです。冷たくなった鉄と同じように、愛を育む受け皿が欠落しているので、豊かな人間に成長することは非常に困難です。

 女性は女の神としての生命体です。男性から愛を受ける存在なのです。神は、女性が男性から喜びを得るために、女性にオーガズムというギフトを与えたわけです。オーガズムとは何か。単に気持ちいいという快感のレベルの話ではありません。究極の光源絶頂のオーガズムを体験すると、至福の喜びに満たされるのです。喜びは神の根源です。女性がオーガズムの喜びの渦中にあるとき、それは神の状態にあるのです。神と一体化しているのです。これがオーガズムの本質的な意義であり価値なのです。女性は、セックスを通して極限の喜びを得て、最高の愛を享受して、女神として昇華するのです。

 人は三段階の過程を経て、思春期から人間として完成します。完成された男女がセックスを通して究極の喜びを共有し合うことで、初めて女の子から女性、男の子から男性となって、さらなる成長を遂げるのです。「性」という冠(かんむり)がつけられた男女は、その後の人生において、セックスを通して喜びを拡大し、愛を拡大し、黄金に光輝く存在へと成長していくのです。セックスにおける男女の一体化。陰陽和合はまさに、神の究極の経験なのです。

 完全な喜びを体験して至福の状態にある人間は、同時に怒ったり、ねたんだりという感情は起こりません。笑いながらバカヤローと言えないのと同じです。セックスを通して男女が愛し合う世界が拡大すると、どうなるでしょうか。愛が溢れた天国が実現します。この地上における人間の喜びの世界です。人間はみんな幸せを求めます。喜びをもたらすセックスが世界に拡大したとき、地上に天国が実現し、人間が本来求めていた幸せの世界が成就されるのです。

男性と女性の性の役割分担

 神が自己を物質化したのがこの三次元世界です。物質化された世界は、陰と陽の二極の関係性で存在しています。そして神の完全な形として顕在化したのが人間です。陽の要素として男性が、陰の要素として女性が分離して存在しています。物質と精神は陰陽の関係です。神が人間として三次元に存在するときに、陽としての男性は、物質的要素を多分に備えています。そして陰の女性は、精神的要素を多分に備えています。

 男性が三次元を物質化する能力に長けているのは、物質的要素を多分に備えているためです。大東亜戦争で、焼け野原になった東京が、半世紀後には高層ビルが立ち並び、交通機関を含め生活環境のインフラが整備されています。これは男性性の能力です。一方の女性は、情感が深く、愛と平和を強く求める性質があります。また直感力や霊感が鋭いのも女性です。それは女性が精神的要素を多分に備えているからです。

 ちなみに男性と女性で決定的な違いがあります。それは女性には妊娠する能力があるということです。女性が妊娠し出産し育児するには、計りがたい愛の精神的要素が求められます。また犠牲精神と忍耐力が求められます。男性は女性にとても敵いません。また妊娠によって子宮に宿った受精卵は、細胞分裂を繰り返して成長します。そして7日×7段階の49日目あたりに、胎児に最大のイベントがもたらされます。それは胎児の肉体に魂がインストールされることです。人間誕生の瞬間です。それまでは単に細胞の固まりでしかなかった胎児が、そこで初めて肉体に精神が宿り人間になるわけです。

 胎児に魂がインストールされるということは、女性は霊的働きをサポートする機能を備えているということです。つまり女性には元々霊的能力を有しているというわけです。スピリチュアル好きが多いのは女性の方です。チャネラーなどの霊的な活躍をされているのも圧倒的に女性が多いのはそのためです。

 ちなみに女性は全員に霊的能力があり覚醒できる要素を備えています。しかし今現在、ほとんどの女性は、その能力を発揮していません。自分がそのような能力が備わっていることを知らないからです。無知な状態にあります。それは今まで闇の勢力によってその意識を封印されてきたからです。自分に能力がないと思い込まされてきたからです。しかし21世紀という新たな時代を迎え、その封印が解かれたのです。これからは女性が当たり前のように霊的に覚醒できる時を迎えたのです。

 エヴァセルフラブ秘儀の方法を用いれば、女性は覚醒できます。しかも自分自身一人の努力で覚醒できます。しかしそれは最大限70%です。0だった状態から70%に上昇するだけでも、画期的な飛躍です。それだけでも素晴らしい能力の覚醒です。しかし男性を通すことでその能力は完成します。100%の状態に到達できます。実は最後は男性の陽のエネルギーが必要なのです。ピースが完全にはまった状態になって、覚醒した女神として完成するのです。そのピースとなるのが陰陽和合のセックスです。陰陽和合のセックスで男女が統合することで、女性は完成するのです。

 そのためには、男も男神としての能力が必要となります。第一の条件は、女性を肉体において、官能に誘う能力を有することです。第二は、男性が性エネルギーを交流できる能力を有することです。そしして第三は、男性が女性への純粋な愛と神意識を持つことです。このような状態で男性はセックスを通して女性を高原状態に誘うわけです。女性は極上のオーガズムを体感し、性感脳は完全に開かれ、松果体が開花することで、高次元と一体化することができます。そして女性は女神として完成するわけです。

 男性もまた女性を女神として覚醒に導いたことで、男神としての役割を全うしたことになります。それによって男性は、女性から精神的な恩恵を受け取り、男としてより能力を発揮した人生を生きることができるのです。

 今までは男性がこの世の中を支配してきました。しかしこれからは女神と化した女性が主体となり、女性が精神的に男性をサポートしていく時代です。女性のインスピレーションに男性が従っていくという世界に転換します。まさに精神文明の始まりです。神とつながった女性が、高次元からもたらされたインスピレーションを土台に、愛の世界が展開していくのです。そのような世界が実現したら、どれだけ素晴らしい社会になることでしょう。想像を絶する精神的科学文明が誕生するのではないでしょうか。私は近未来、そのような時代になると確信しています。

神セックスが世界を幸せにする

 陰陽和合をもたらすセックスは、男女に愛と喜びをもたらす神聖な行為です。この真実を今まで闇のパワーによって封印されてきました。

 今まで私たちはセックスに対して、恥ずかしいもの、隠れてやるものと、どこかに罪悪観を持っていました。意識は現象化します。そのために罪意識を持ってするセックスには、それなりの現実がもたらされてきました。

 その結果、人々はセックスを性欲の処理程度にしか理解できなかったのです。男性が主導権を握るセックスは、射精が目的の行為になります。ペニスを膣に挿入してピストンすれば、女性は喜ぶものと男性は勘違いしてきたのです。
そのため前戯は手抜きになります。のっけからのディープなキス。乳首をチロチロと舐めたあと、女性器を適当にいじる。濡れていることを確認すると、フェラをしてもらってからペニスを挿入。これが一般的な男性がおこなうセックスです。
女性はまだ受け入れの準備が整ってない段階で、ペニスが挿入されます。そして闇雲にガンガンとペニスで突かれます。男性はそれで女性は喜ぶと思って、ピストン運動に励みます。女性は痛いのを我慢して顔を歪めます。男性はその顔を見て感じている勘違いします。女性は早く終わってもらいたいと、感じているふりをします。ようやく女性が気持ち良くなるころに、男性は射精してセックスは修了します。女性は置いてきぼりの状態で不完全燃焼。そんなセックスがずっと続きます。しまいにそんな無神経な男性や夫に嫌気がさして、セックスを拒否するようになります。これが一般的なセックス現状ではないでしょうか。明らかに性に対する無知ゆえにもたらされた結果です。

 もしセックスは男女が愛し合う神聖な行為であるという認識に立っていたらどうなるでしょうか。女性はセックスを通して、愛される大切な生命体であるという意識に立っていたらどうなるでしょうか。女性はセックスを通して覚醒し女神に至る行為であるという真実を知っていたらどうなるでしょうか。  女性の性メカニズムをちゃんと理解して、女性を官能に誘うことのできる技法を習得してセックスを営むようになるのではないでしょうか。男性は女性をこころから喜ばせようと努力するのではないでしょうか。日本の神道の儀式に、巫女舞があります。もしセックスを神に捧げる儀式として営むことができたら、どんなに素晴らしいことでしょうか。全く違う世界が展開することと思います。そこからもたらされる結果も違ったものになります。なぜなら女性の喜びのエネルギーは満ち溢れ、愛に輝き、霊性が開花し、女神に至るのです。その影響は社会に波動となって伝播し、世界を席巻していきます。

 今までは欲望を処理する動物レベルのセックスが蔓延してきました。しかしこの日本から、真実なるセックスの意義と価値に目覚め、それが実現することで、愛の国として覚醒がもたらされるのではないでしょうか。聖なる神セックスによって、この世の中に幸せがもたらされるのです。

PageTop