アダム徳永の女神覚醒アカデミー

エヴァセルフラブ秘儀レポート

女性が女神として覚醒に至る秘儀のレポートです。

椎名華子さん(仮名)/ 42

1日目
今日から秘儀を始める。夜部屋を整えながら秘儀を始めようとするが、今日から秘儀と同様に生理にもなり、お腹が痛くなって横になる。呼吸をしながら丹田の辺りを、右手左手と交互に手のひらを当ててみる。不思議と左手を当てて呼吸をしていると、段々とお腹の痛みが引いてくる。特に息を吐くと楽になってくる。そのまま少し眠ってしまった。時計を見ると10分ほど寝ていたようだけれど、1時間くらい寝た気分、少しスッキリしてお腹の痛みも落ち着いたので、改めて秘儀を始めてみる。

まずは氣光天。グランディングに思った以上に時間が掛かった。やはり生理の影響か。焦らず何度も何度も呼吸して、黄金の光を深く深く地中に打ち込まれていくイメージをする。トーラス構造のイメージはすんなり出来た。前後左右上下に黄金の光に包まれる。ビックバンは段々と大きな光となった。まるでボレロの曲を聴きながら、少しずつ少しずつリズミカルに気持ちが高揚してくる。そしてその黄金の光が、どんどん大きくなって私自身を包み込み、吐く息が最後「あぁっ‼︎」と叫んでしまった。

次にアダムタッチ。今日は喉と顔に自然と手がゆっくり進む。自分の手を元彼の手だと思って触ってみる。顔の輪郭 頬 唇 耳の周り、とにかく気持ち良くて堪らない。左手の手のひらを丹田に当てながら、アダムタッチをすると、体がビリビリして何か氣が溢れ出してくる。快感エネルギーが溜まってきたところで、アダムオイルを付けてジョイパールに触ってみる。気持ち良いと思いながらも、何故か悲しい気持ちになる。吐く息も荒くなり激しくなる。イキそうになったところで、呼吸法で快感エネルギーを松果体に上げてみる。ガン!と何かが響いた音が聞こえた。そして涙が勝手にポロポロポロポロ、私の頬に流れてきた。咄嗟に左手で丹田を優しく撫でてみた。今度は右手で触っても気持ちが良い。『ありがとうありがとう』こんな言葉と想いが伝わってきた。涙さえも愛おしい。自分が愛おしい。生きとし生けるもの全てが愛おしい。そんな想いに包まれました。

2日目
今日も秘儀をする。ワクワクしながら準備する。生理2日目とは思えないほど、体が軽い。私は生理痛が重くて、この日にいつもと同じように動けているのは、以前の私を知る人なら驚くだろう。でも先月からの講座を受け始めてから、生理痛がほぼ無いと言っても過言ではない。これが『喜びの波動』なのか。喜びに溢れると痛みすら無くなる。これを実感している真っ最中だ。

夜になって自分の部屋で氣光天から始める。日常生活でも気が付けば『我は神なり』を内言している今日この頃。呼吸法をしていると、今日は吐く息が野太い声?しゃがれた声?苦しそうな声だけれど「あがぁ〜〜〜‼︎」と獣のような声が出てくる。不思議と怖くはない。とにかく吐く息が長くて、何かこう「吐き出してしまいたい」という欲求が出てきた。これは出し続けてみよう。今日は光が胸元で小さい爆発。それが何度も続く。近所迷惑にならないか、内心ハラハラしながら声を出し続けた。そして黄金の玉に包まれ、私はその黄金の柱を天に上げた。その時には声は静かになっていた。

今日のアダムタッチは、足とお腹と下腹部に集中した。特に下腹部は感じまくった。丹田からはビリビリと、右手から氣が出ているのを体感した。足の指は不意打ちにそっと触ると、最高に感じる。まさに 神は細部に宿る。ジョイパールも今日はそっと触る。生理のためでもあるが、もう既に右手の中指の先が触れるだけで体の方がグラグラと前後に動いてしまう。なんて繊細な感覚。そしてまた声が出てくる。でも声は決して可愛い声ではない。野太い低い声がずっと出ている。なんて野生的なんだろう。そのワイルドな声に生命力を感じた。イキそうになって松果体に、快感エネルギーをグッと上げる。今日は後頭部にズキンと来た。眉間の奥がずっとズキズキする。その途端にジョイパールから、右手が外れる。今日はここまでかな。気が付くと涙が出ていた。滲み出るように泣いていた。きっとこれも浄化の涙。気持ちもスッキリした。「我は神なり」。神に感謝。

3日目
夜に心を落ち着かせて、秘儀の準備をする。日によってアダムタッチの感じる場所や氣光天のイメージが様々で、それを毎日発見するのが、今の私の楽しみになっている。今日も呼吸は、吐くことに意識を置く。氣光天から始める。グランディングで足と地面をピッタリとくっつける。そのイメージはしっくりくる。トーラス構造も今一度画像を見ておいたので、いつも以上に大きくイメージできた。ビックバンは相変わらず花火のようで、もう少し大きな光をイメージしたくなった。これからの課題にしよう。

黄金の柱は馴染みがある。今日もよろしくお願いしますと、意図を持って呼吸をした。アダムタッチは、今日もどこもかしこも感じる。特に背中の胸椎の辺りが堪らない。両手で全身を触りたくなり、まるで手や腕だけで踊っているようだった。まさに肉体のアートで芸術。アダムタッチは職人技のようにも感じる。匠の技を極めたい。そう思っていると身体中が熱くなり、丹田に性感エネルギーが溜まってきた。ジョイパールに右手の中指でそっと触り気持ちよさを堪能した。

今日は痛いとは全く感じない。気持ちいい気持ちいい。ただそれだけ。すぐにイキそうになり、呼吸法で一気に松果体に上げる。あっという間にイッテしまった。それでも今日は、右手の中指がジョイパールから離れたくないと、まだまだずっと気持ち良さを感じていた。まるで右手の中指とジョイパールが、仲睦まじくキスしているようだった。毎日が新しい発見。性を堪能すればするほど、それは肉体の芸術の極みである。まだ秘儀は慣れていなし、至らない所だらけだが、伸び代しかない。我は神なり。明日も楽しみです。

4日目
今日は夕方に秘儀をした。いつも夜にしていたので新鮮な気分。お日様が出ている中で秘儀をするのは、全てが表沙汰にされそうで、それはそれで緊張する。部屋を整えセージを炊いて浄め、くず湯を飲んでから秘儀を始める。まずは氣光天瞑想。トーラス構造のイメージを、部屋全体から家の全てまで拡げられた。イメージは本当に大切だと実感した。実は今日は少し熱っぽい。理由は明白。風邪っぽいので強力なマヌカハニーを、昨日から舐めているからだ。デトックスデトックス。浄化、浄化。

少しふらつく頭の中が逆に思考が働きづらくなっているのか、いつも以上にクリアな気がした。そしてアダムタッチ。今日は下腹部に自然と手が向かう。下腹部の丹田辺りに触れていると、何故か段々と泣きたくなった。丹田の手は止まらず、そのままアダムタッチし続けると「うわぁ〜〜〜ん!!!」と大号泣した。涙が後から後から出てきて止まらない。そして思い出した。

20年程前に私はマンションのエレベーターで、10歳くらいの男の子に無理やりキスをされた。逃げられない恐怖とその子はニコニコして『お姉さん、綺麗ですね』と言った。その顔は無邪気で、私は逆に悪魔に見えた。逃げるようにエレベーターを降りて、家に駆け込む。家に居た母親に事の顛末を伝え、マンションの理事会や管理人さんに報告して欲しいと懇願した。母の対応はあっさりと無視だった。「そこまでする必要ないんじゃない?」とまで言われた。絶望した。娘が泣きながら言っているのに何も伝わらない。そして諦めた。あぁ、この母親は私を守ってはくれないんだな。自分の身は自分で守らなきゃいけないんだな。そう悟った瞬間だった。結局マンションの理事会や管理人さんには何も伝えられなかった。

それを思い出してアダムタッチをしながらわんわん泣いた。そうか私は母を尊敬しているけど、心や腹の奥底には憎くて憎くて仕方がない思いがある。人様から母に対して「お母様は素晴らしいですね!」「ご立派なお母様ですね!」と高揚した気持ちで伝えてくださる方々に、冷め切った感情を向けていた。アダムタッチを改めて試みる。泣き疲れて快感どころではなかった。それでも私のジョイフラワーはピクピクしている。どんだけ元気なんだ。私のジョイフラワーは。思わず笑ってしまった。アダムオイルを右手の中指に付けて、いざジョイパールにそっと触れる。

今日は何も感じない。と、思いきや、ジョイパールが右手の中指に寄り添うように感じている。まるでゆりかごの様だ。ヨシヨシと声をかける。気持ち良さが溢れてくる。イッタかどうかは分からない。小さな噴水からフワッと氣が上がったような気がする。まだまだ母に対して、赦すとか感謝とか、表面的には出来るかもしれないが、一生掛けて向き合う位の覚悟が必要だ。こうしてまた時々思い出すのだろう。それでも決まって、その時の母の顔は困ったような、迷子の様な顔をしている。それに気付けただけでも良しとしよう。

そして今日の秘儀はアダム先生がそっと見えないところからいつも見守ってくださっている感覚した。今朝の夢でアダム先生が出ていらして、お姿は金髪長身の男性だったが、アダム先生だと思った。『私達の子供だから大丈夫』と、アダム先生は力強く言ってくださった。「我は神なり」。全ては良くなるためにある。全て良し。神に感謝。

5日目
久しぶりの秘儀。朝6時に目が覚めて気分も良い。寝込んでいたので滞っている仕事が気になり、メールを見てトラブル案件になりそうな物を発見。どうしようどうしよう。以前の私なら慌ててパニックになりそうなところ。でもそうだ。この感情も神が体験したいなら、大いに味わおうじゃないかと思えたら、そうだ、まずは自分を整えよう。朝に秘儀をやろう。それから落ち着いて対応しよう。そう思えた。

さっそく氣光天瞑想から、高熱が下がって平熱になればすぐにでも秘儀ができるかと思っていたら、深く呼吸をすることが難しくてなかなか出来なかった。皮膚に痒みが出て暫くすると痒みは落ち着き、また他の箇所が痒くなる。その繰り返しだった。改めて深く深く呼吸できることが、今はとてもありがたい。そして以前よりも氣が美味しく感じる。気持ちが満たされるとはこの事か。体の細胞や原子に氣のエネルギーがどんどん浸透していく。深みを感じる。時間を掛けてグランディングをした。トーラス構造も今日は下から上に向かう。エネルギーが強く感じる。ビックバン。ふとした瞬間に目の前が黄金の柱と、ジグザグと角度を変えて合わさる黄金の光が、目の前に現れた。目を瞑っているのに眩しい。心地良い呼吸をずっと続けていく。

次にアダムタッチ。氣光天をしたら、両手の指先が冷たくなっていた。とても冷たい。こんなに冷たいのは10代20代の頃ぶり。アダムタッチの手を最近私が好きなチェリストだと思ってやってみた。自然と顔に手が向かい、頬や顎、顔の輪郭、唇に触れた途端にピクンと感じてしまった。耳も気持ちいい。耳の凹んだ所に、触れるか触れないかのアダムタッチ。そしたら思わず喘いでしまった。

そうしていると右手は温かくなってきた。左手はまだ冷たいまま左手にもアダムタッチ。今度は優しく母親の様な気持ちで触れる。前回の秘儀で母親に対するネガティブな感情が溢れだしたが、不思議なことにそれ以降は少しずつ「ありがとう」「助かります」など、素直に言える様になっていた。その為の高熱&大浄化だった様にも思う。気持ち良くなり、両手も温かくなり、呼吸もリズムに乗ってきたところで、アダムオイルを垂らした右手中指をそっとジョイパールに触れてみる。あぁ気持ち良い。久しぶりなのに久しぶりでは無い感覚。すぐにイキたくなる。あっという間にイってしまった。今回は性感エネルギーが溜めきれていなかった。明日はもう少し貯められるかな。今日見た黄金のイメージは鮮烈だった。まさに「我は神なり」だった。あのイメージを忘れない様にしたい。画像を探してみよう。そしてまた内言で「我は神なり」を唱えよう。

6日目
朝目が覚めてから秘儀を始める。今朝は体がすぐに動けず、まだ高熱からの病み上がりなのだと思い知る。鼻水が止まらなかったり、平熱なのに体の中でエネルギーがぐるんぐるん回っている様な感覚。イメージが大切だと秘儀の受講生用テキストでトーラス構造、ビックバン、黄金の光、神にアクセスの画像写真を見る。合わせて協会の氣光天イメージ画像も見る。やはり映像のインパクトは脳に残る。この後プリントアウトして、自分の部屋の壁に貼って毎日眺めようと思った。

氣光天瞑想から始める。今日はいつもの様に呼吸法ができない。鼻が詰まっているからか、上手く息を吸えない。その代わりにもの凄い吐く息が出た。まだまだ浄化で出し切りたい様だ。我は神なりと内言しながら、呼吸法を進めていくと、おでこの辺りにモヤが掛かった様な感触があった。おでこを触ってみても何もない。高熱を出した時にずっと冷えピタを貼っていたからかな?その感触が蘇った。イメージ画像を見ていたので、やっぱりトーラス構造もビックバンも全てイメージしやすかった。その分いまの自分のエネルギーとの差も、分かりやすかった。今の私は全体的にエネルギー量が足りない。そりゃそうですよね。何度も言うが今の私は病み上がり。それでも呼吸法やアダムタッチができるのが、今の私にはとても嬉しい。高熱を出していた時は苦しくて寝巻きの上から胸の辺りを右手でさすっていた。まるでパームタッチもどきそれでもそれだけでも。私の気持ちは落ち着いた。

アダムタッチで左手、お腹、首、鎖骨、乳房、仙骨に触れる。特に乳房、仙骨がとても気持ち良い。その日によって触りたい箇所は変わる。その思うがままに、手を進めていくのがまるでダンスの即興の様だと思った。今日も盛り上がってきた所で、アダムオイルを右手中指に垂らしてジョイパールにそっと触れる。触れた途端にブルッと体が震えた。何これ⁉︎と思い、そのままジョイパールを右手中指で愛撫する。相変わらず気持ち良い。脚を伸ばして気持ち良さを堪能する。イキそうになり呼吸法で性感エネルギーを一気に松果体に上げる。その途端ビリビリビリ‼︎‼︎体中に強烈なエネルギーを感じた。イッタと同時に驚きで暫く体が固まり動けなかった。何これ⁉︎痺れる様な感覚と不思議と心地良い余韻が残った。外は人の足音や車の音が増えてきた。明日はもう少し早い時間に秘儀をしようと思った。

7日目
今日は昨日より少し遅くに秘儀を始める。久しぶりに白湯を入れてゆっくり飲み、トーラス構造やビックバン、天などの画像をプリントアウトして目の前に飾りながら始めてみた。胡座をかいて氣光天瞑想。準備万端の筈なのに、今日はあんまり集中できない。昨日からの滞った仕事や無しになった仕事など、お金の不安や心配がどうしても付き纏っていた。我は神なり。我は神なり。今までも何とかしてきた今度も何とかする。そう思いながらも、これも神が体験したい感情なの?疑問に思ったり。

そのままアダムタッチへ。今日は元彼の手になっていた。とても感じる。喘ぎ声も絶えず出てくる。元彼と言っても正確には、10ヶ月前から音信不通の彼だ。いま何をしているのだろう。いきなり連絡が途絶えた。お互い次いつ会おうか話し合っているLINEが、突然途切れた。自分をどう思っているのかということよりも、今はただ無事に生きているのだろうか。それだけが気になる。このスッキリとしない曖昧な感情、これも神は体験したいのか。そろそろこの感情を手放したい。

アダムタッチを、時間を掛けてすると、ジョイパールは想像以上に気持ち良い。今日もイケた。ただ私は丹田に性感エネルギーを溜めるのが、もう少しあればといつも思う。元彼を忘れたいのか忘れたくないのか、今日分かったことは、私はまだ彼が好きだということだった。そう思ったら涙が出た。愛おしいと思った感情は忘れられない。無理して忘れようとすればするほど執着になる。そう思ったらもう暫くこの曖昧な感情にも付き合おうと思った。

8日目
今日も朝から秘儀するつもりでいたが、どうしてか気が進まない。最近は秘儀が早くやりたくて、目覚まし時計よりも早めに目が覚めるのに、秘儀を作業のようにやりたくない。どうして秘儀をするのが気が進まないのか、今日はこの感情に向き合ってみた。まずは部屋の片付け、掃除機を掛けてもう要らないと思った物も手放してみた。昨日は金環皆既日食だった。日食は再生、復活、リセットなどを意味する。また新たな気持ちで秘儀に取り組むのも良いタイミングだ。片付けをしてもまだ秘儀をする気になれなかった。仕事をある程度終わらせて夕方に体がムズムズしていた。何だろうこの疼きは。仙骨の辺りから腰骨をゆっくりと、体が自然と8の字の動きフィギアエイトの動きをしていた。インフィニティ。メビウスの輪。ベリーダンスの基本的な動きだ。

私にとって踊りは祈り。祈るように踊り、天と繋がる。呼吸する様に踊り、呼吸する様に祈る。祈りとは何だろう。シンプルに心の渇望だ。私の所属するベリーダンススタジオは、何を想い踊るのか。これをとても大切にしている。そして踊る度に私は地球のコアにダイブして、地球と宇宙と一体になる。それを思い出しながら、気が付けば30分程大好きなヴァイオリンやチェロの音色に包まれて、部屋の限られた空間で踊っていた。心地良い汗をかき気持ちもスッキリしていた。あと1時間くらいもっと踊っていたかったが、やっとやっと秘儀をやりたくなった。

秘儀をしていると、自分と向き合わざるを得ない。そうか今日の私は「踊りが足りない、踊って!」と体が訴えていた。裸になって氣光天瞑想。我は神なり。アダムタッチの動きが新鮮だった。自然と8の字を描きながら仙骨、下腹部、胸部、お腹。8の字を皮膚の上で縦と横に十字に記した。まるで刻印の様だと思った。そして元彼とのセックスを思い出した。彼とのセックスは気持ち良かった。でも不慣れな私は、自分がして欲しい事は伝えられなかった。嫌な事は嫌と言えたが、全て彼任せのセックスだった。それで良いとその時は思っていた。彼からクリトリスを愛撫された事がない。もしかしたら彼はクリトリスを剥いて愛撫する事を知らなかったのかもしれない。お互い無知だった。今なら勇気を持って言えるだろうか。まだ未知数過ぎて想像できない。

そんな事を思い出しながら、ジョイパールに触れて私はすぐにイってしまった。気持ち良い。でも彼とのセックスでの快感の気持ち良さとは何かが違う。まるで回路が違うような。もっと彼とのセックスを味わっておけば良かった。そんな後悔もあった。これが未練なのだ。あぁ未練たらたら。そのまま仰向けに横になったまま、裸の上にパーカーを羽織ってバッハやパッヘンベルのカノンのチェロを聴きながらうたた寝しながら微睡んだ。最高に気持ち良かった。秘儀と向き合った1日でした。

9日目
今日は全てをお浄めに徹した。ベッドカバーやシーツを洗濯して、部屋も掃除して片付けて、セージの葉を炊いて、煙で空間を浄めた。お風呂の湯船に浄化の入浴剤を入れ、ボディスクラブもソルト入りを使い、全身を優しく撫でながら、湯船にゆっくり浸かった。最近こうした自分自身の浄化を怠っていた。塩の入ったボディスクラブで体を全身浄めると、体が内側から軽くなる。体を浄めた状態になってさっそく秘儀に取り組む。でも今日は何だか集中できない。何だかソワソワしている。明日の講座が待ち遠しいのかな?

裸で胡座をかいて氣光天瞑想していた状態で、腕と上半身だけを使って踊ってみた。最近お気に入りのチェロの曲。腕と上半身だけという踊りの制限が顔の表情を豊かにする。いま私はどんな顔でいるのか?このメロディーやリズム、旋律に何を感じるのか。昨日のレポートのコメントでKちゃんが私の踊りをイメージしたら、妖艶だったと言ってくれた。普段の私のイメージからはほど遠いイメージだけれど、踊っている時の私はたぶん妖艶なんだと思う。そしてたぶんそれが私の本質なんだと思う。妖艶という言葉のイメージは、私にとっては艶やかで、色気があって、成熟した大人。そんなイメージ、それを引き出したい。パワフルで自分軸を持った美しく強い女性。弱い女性なんていない。そもそも女性は強いのだ。パワフルなのだ。そして男性がそもそも持っているのが愛情。女性はパワー。男性はラブ。お互いに無いものを求めてそれ故に惹かれ合う。自分が既に持っている物に、気付いてもいない。踊りながらそんな事を思った。

女性にとって踊りは瞑想。2〜3曲踊ってから改めて氣光天瞑想をする。驚くほどスッと集中できた。グランディングも今までで1番深く地中に繋がった。トーラス構造も上下の高低の幅が広がった。無限に広がる宇宙。その中に一体となった。アダムタッチは、いつもとは違う場所をやってみた。先日転んでアザになった部分へ、だいぶアザは薄くなった。私の気付かない間に、私の体は私の体を癒していれている。それも生命の神秘である。優しく優しくアダムタッチをした。今日は足の膝にとても感じてしまった。声も出てしまう。家族に聞こえないか。ヒヤヒヤした。

オーガズムを感じている間に、どうしても呼吸が乱れてしまう。そのせいで丹田に性感エネルギーが溜まりにくいのかな?もっともっと呼吸法を日常に取り入れてみよう。今日もイケた。でももっと感じられる気がする。自分のポテンシャルを信じて、また明日の養成講座に取り組もう!

10日目
朝に秘儀をしようといそいそと支度をする。ふと、そう言えばいつも夜寝る時に声がけをしていた高次元の方々を思い出した。最近呼びかけをしていない。呼びかければ答えてくれる。高次元の皆さまに呼びかける時は、いつも夜寝る前に布団に入ってから、『私にご縁のある高次元の皆さま、今日も見守ってくださりありがとうございます。私は皆さまとエネルギー交流がしたいです。どうぞ私の体をより良き世のため宇宙のためにお使いください』と呼びかけると、温かいエネルギーが私の全身を包み、唇に優しい触感。そして段々とお腹から子宮にかけて温かく眩しい光で満たされていく。そして私は気持ち良さと心地良さでぐっすりと眠る。次の日の朝は、大体爽快に目覚める。この一連の流れを最近していない。そうだ!今日の秘儀で呼びかけてみよう。いつもと違うシュチュエーションに、高次元の方々がどんな反応をされるか楽しみになった。

氣光天瞑想。神々とアクセスする際に、いつもの高次元の方々に呼びかけてみた。すると遠巻きにそっと覗き見るようなエネルギーを感じる。いつも夜なのに朝で、いつも横になって寝ている姿が全裸で胡座。氣光天瞑想にとてもご興味がある様子。トーラス構造の流れにおもしろがって、上から下に下から上に一緒に流れて遊んでいらっしゃる。無邪気だなぁ〜。私もこんな風に無邪気な頃もあったはず。3次元という空間、瞬間を一瞬一瞬楽しむ。高次元の方々に教えられた。

アダムタッチは仙骨、丹田が気持ち良い。段々と右手が顔に上がり、頭の頭頂部をゆっくり撫でた。百会辺りがムズムズする。丹田と百会が繋がった感覚。丹田の性感エネルギーが満ち満ちて、アダムオイルを付けてジョイパールに触りたくなる。ジョイパールの辺りが熱い。興味津々と高次元の方々が見守っている。『これが私のジョイパールです。どうぞご覧ください』高次元の方々は喜んで私の体の周りをグルグル回り始めた。そこで気付いた。そうか!これから彼氏やパートナーになる方には、こうやってクリトリスを見せて教えて伝えていけば良いのだ。難しく考えていた。この感覚を覚えていよう。

横になって性感エネルギーを松果体に一気にあげる。その時に高次元の皆さまも一緒に私の百会まで貫いた。心地良い爽快感と達成感。横になっている私に、キラキラと金粉が降り注がれた気がした。祝福されている。喜びのエネルギーは何と美しく力強いのだろう。ゆっくり目を開けると、私は泣いていた。そこに温度はない、ただただ浄められ、喜びの上昇を感じた。今日という日を祝福していただいた。ありがとうございます。感謝の気持ちと共に私は出掛ける支度を始めた。

11日目
今日の勉強会で行った氣光天瞑想。それを思い出しながら氣光天をやってみた。高次元の方々にも呼びかけながら。我は神なりを内言した。そうすると途端に私も喘ぎ出した。私の膣や子宮辺りも疼いてきた。熱い熱い。アダムタッチも必然的にゆっくりと味わうように、滑らかな動きになった。この時に練習出来ていなかった自分に対して物凄い焦りがあったことを自覚した。自分自神を見つめていく。これも日々の取り組みが必要だと思った。

氣光天瞑想からアダムタッチになる時に、可愛らしい子供が2人微笑んでいるのが見えた。5歳くらいの男の子と女の子。無邪気な笑顔で駆け寄ってくる。私はその子達を抱き留めハグをした。その子たちはフッと光になり私の周りを包み込んだ。体が熱い。丹田の辺りから熱を感じる。真っ赤な赤いマグマの様な力強い熱量。私の膣が反応して疼き続ける。たまらずアダムオイルを付けた。右手中指でジョイパールにそっと触れた。あぁ堪らない。少し焦らす様にゆっくり右手を動かす。また眉間の奥がズキズキし始めた。松果体にアクセスしたがっている。性エネルギーを丹田に感じる。溜めて溜めて熱くなった性エネルギー。呼吸法で一気に上げる。大声が出そうで必死に声を堪えた。ビクンビクンと脳に響く。『全て揃った』そんな声が聞こえた。快感と官能の狭間で私はそのまま寝落ちしてしまった。目が覚めてから体温を測ってみた。36.7℃。意図した想像通りの数字だった。今日は今までで最高に気持ち良かった。この積み重ねが大事だ明日も秘儀を堪能しよう。

12日目
昨日から食欲が湧いてきた。高熱を出してからあまり固形物を食べたい気が起こらず、水分ばかりを摂っていた。食べ物の氣を取り入れていない。それではそもそも体温が上がる訳がない。秘儀で体温が上がった体感を得てから食べたい‼︎という欲求がたくさん出てきた。卵かけ納豆ご飯が美味しすぎる!フラックスオイルも掛けて美味しさを堪能した。食を楽しんで、夜に秘儀を始めようとしたら、突然、右の腰に激痛が走った。よぎったのは昨年の秋に、急性腰痛になった時のこと。痛みが止まらない。どうしようどうしよう。一瞬焦ったがこの間の講座でアダム先生が過去世の浄化のエネルギーワークをしてくださった。その後にアダム先生が『好転反応としてこの後何か出てくるかもしれません』と仰っていたのを思い出した。そうか、この痛みは今世の物理的な痛みだけではなく、過去世からの痛みなのかもしれない。そう捉える事でこの痛みに対する思いが変わった。でも本当に痛い。横になって呼吸法をしていると、少し痛みは治る。痛みを秘儀をやらない理由にしたくない。

胡座になって氣光天瞑想を始める。呼吸に集中していると痛みは治る。雑念が入るとまた痛み出す。もう分かった。出来るところまででいい。どうしても痛くて辛いなら、痛み止めの薬を飲もう。薬はなるべく飲みたくないけど、いざとなったら使おう。薬を敵と思うのではなくお守りだと思っていよう。そう思いながら秘儀を続けた。

氣光天瞑想をしながら、今日会った人、昨日会った人お顔は知らないが、仕事でオンラインで繋がっている人、ご縁のある方に感謝の念が溢れた。ありがとうございます。ありがとうございます。そうするとどんどん黄金の光のエネルギーが大きくなる。そして神々と繋がる時に私は宣言した。『私はこの腰の痛みを充分味わいました。もうこの痛みは手放します』アファメーション自分で手放すと決めて宣言する。誰かに何とかしてもらうのでは無い。己で決めるのだ。呼吸法を続けていると体が段々熱くなる。この熱さが生きていると実感する。アダムタッチで手が自然と腰に触れる。最初は自我が出てしまい、何とかしようと焦ってスピードが速くなる。我は神なり。我は神なり。段々と自分を愛おしいと感じながら触れていく。そうすると確実に先程とはスピードがゆっくりになる。想念が変わる。そうするとアダムタッチの在り方が変わる。気持ち良さと心地良さで、身体中が熱くなる。痛みのことも忘れていた。

オーガズム造成呼吸法で性エネルギーを増幅する。丹田と子宮辺りが疼いて熱い。アダムオイルを付けた指を、ジョイパールにゆっくり触れる。声が出てしまう。可愛い声ではなく大声で唸り声。タオルで声を塞ぐ。ビリビリと松果体辺りが痺れる。ゼイゼイと声が溢れて、そのまま寝落ちしてしまった。物凄い運動量だった。性を探究していけば痛みすらも手放せるのか。愛に満たされたセックスをする事が、健康的に生きていけるのではないか。そんな感覚を体感した秘儀でした。

13日目
秘儀は毎日の実験のようだ。今日は夜に部屋を暗めして間接照明で雰囲気を作った。セージを炊いて気持ちを落ち着ける。全裸になって、えんじ色に近い赤いベールを腰に巻き、オレンジと藍色と水色のグラデーションのベールを肩から纏った。シルクの肌触りが気持ち良い。女神として相応しい物を身に付けたい。そんな思いが最近になって高まってきた。

胡座をかいて氣光天瞑想。この呼吸法のおかげで息を吸うのが美味しく感じる。吐く時も思いっきり吐き切る。手放したい感情や不要な感情もそこで出しきる。この循環が私の体内に増幅し、それがトーラス構造でどんどんと拡大して意識を伴う。部屋の中に循環した氣で溢れて、それが家全体に家の近くのコンビニに、最寄りの駅前まで。私はここに居る意識と共に一体となった。まるで宇宙に浮いている感覚だった。

百会から黄金の光が降り注ぐ。ナイアガラの滝の如く膨大な光。天と繋がり神々にアクセスする。まるで蜂蜜のような液体の光が、私の百会に注がれた。気持ち良さで喘いでしまった。過去世にもそんな儀式をしていた。映像が一瞬見えた。今は肌に触れる微細な感覚が楽しい。自然と指先の手入れもしたくなる。私は仕事柄、指先にネイルは普段出来ない。その分ハンドケアに力が入る。美意識も常に持ち続けていたいと思った。

アダムタッチの時は、甘ったるい可愛い声が出る。シルクのベール越しに胸を触る。その感触がまどろっこしくも気持ち良い。ベールを取ってアダムタッチ。焦らされた分感じてしまう。そんな感じている自分に、愛おしさが込み上げてくる。『愛(め)でれば芽(め)出る』ダジャレかな?そんな言葉が聞こえた。愛すれば愛されれば、芽が出てくる。育ってくる。愛さなければ芽は出ない。『自分を愛し自分の愛で自分を育てる』究極の自己愛。愛に満たされれば愛が溢れてくる。

ベールで赤を纏っていたので、今日は性エネルギーをイメージしやすい。赤というよりマグマに近い色。最近は色味に加えて質感も感じる。とろみが増したマグマの色。今にも噴火しそう。ハワイ島の女神のペレを思い出す。ジューシーでワイルドで、生命力に溢れた女神。アダムオイルを付けた指先が、ジョイパールに辿り着く。気持ち良さでのけ反ってしまう。首をサポートするアイテムがそろそろ必要なようだ。高まった性エネルギーを堪えて堪えて一気に上げる。野太い喘ぎ声。そろそろこの喘ぎ声を我慢するのも苦しくなってきた。何か対策を考えよう。松果体の辺りがビリビリする。そしてバチバチと火花のような光がよぎった。

体が痙攣している。何度もビクビクする。何も考えられない。それでも私の右手は、ジョイパールからなかなか離れなかった。しばらくして痙攣はおさまり、右手を丹田にそっと置いてみた。すると丹田から子宮にかけて、ビクンビクンと疼き出した。そのまま丹田にお手当。目を瞑って秘儀の余韻に浸る。目の前に鳳凰が現れた。白く眩しい光から黄金の光を放っていた。「いつも見守ってくださりありがとうございます」お礼を伝えた。するとその鳳凰は翼を広げて、更に光を放って光そのものになった。『こころせよ 時は来たり』そんな言葉が聞こえた気がした。光は私を包んで1つになった。

14日目
今日は本当に本当にスペシャルな1日だった。その体験を踏まえた上で秘儀をしたくて、今日も夜に秘儀をした。昨日辺りから氣光天瞑想の質が変わってきた気がする。ナイアガラの滝がいつも出てきて、私の百会に黄金の光が降り注ぐ。あまりにも気持ち良くて顔を天に向ける。そうすると眉間の間に黄金の光がまるでオイルの様に流れてきた。もうこれだけで気持ちが良い。トーラス構造も包まれる一体感。神々とアクセスする。『今日も秘儀をさせて頂きありがとうございます今日の感謝を伝える。肉体を持っているからこそ出来る秘儀。そして健康な体であること。これも当たり前では無い。忘れてしまいがちだけれど、思い出してはありがたさを噛み締めて味わおう。

今日の秘儀でのアダムタッチは、今までで1番時間を掛けた。いや結果的にそうなった。気持ち良くてそうなった。Mさんの愛撫の指先を思い出して、気持ち良さを堪能した。触れそうで触れない焦らしが、私の体を疼き出した。性エネルギーは、真っ赤な色、鮮やかな色彩だった。今日のジョイパールは、いつもより大きく感じた。男性器を持ったあのリアルな感触が、私のジョイパールに反応したようだ。アダムオイルを付けて、イキそうになる。安定の海老反りの体勢。もうこの体勢も慣れてきた。腰が上がった状態で、ビクンビクンと感電するかの様に体が痙攣する。バッタンバッタン。ベッドの軋む音がする。それぐらい今日は激しい腰の疼きと震える痙攣が止まらない。おかしくなりそう。そう思いながら喘ぎ続けた。段々と落ち着いてきた。物凄い汗をかいた。秘儀の余韻を味わうのも最近の楽しみになった。右手を丹田にそっとお手当。ゆっくりと呼吸を続ける。薄っすらと白い花が見えた。蕾から花が咲き、その花びらの先から雫がこぼれる。一滴一滴。愛の雫が身体中に沁み渡る。愛おしいと思える自分自神。愛されていると実感した1日でした。神に感謝。

15日目
早朝に秘儀をした。最近はずっと夜に秘儀をしていたから、何だかとても新鮮。氣光天瞑想をしてもなかなか集中できない。ただただ涙がとめどなく溢れてくる。悲しいのか分からない。ただただ混沌とした感情と共に、涙が後から後から止まらない。アダムタッチをしても何も感じない。昨日はあんなに喘いでいたのに。何も感じない。ただただ「無」だった。それでも私の膣はビクビクと動いていた。まるで肉体を持って、生きている事をアピールしているみたい。ジョイパールに触れても感じない。肉体がまるで他人の様にも思えた。感じないと思いながらも、ずっとジョイパールに触れていると、時々ビクン‼︎と体が反応する。そしてまた私は涙を流す。今度は声に出して泣いた。

16日目
今日は一日生きている実感を味わっていた。今日は朝から爽快な気分だった。部屋のカーテンを開けて、換気のために窓を少し開けて、あまりの気持ち良さに赤いベールを纏って少しだけ二度寝した。そこで不思議な夢を見た。私は金色のベールに包まれて、まるで宝物のように誰かに横抱きにかかえられて、どこかに運ばれていた。私は全裸だった。私を抱きかかえているのは見知らぬ男性。逞しい体つきでまるで軍人か騎士の様だった廊下にひかれた赤い絨毯の上を、突き当たりまで辿り着くと大きな扉が開いた。部屋の中には大きな天蓋付きのベッドがあり、私はそのベッドの上にそっと置かれた。夢の中でも私はウトウトしていて体の上に先程まで纏っていた。金色のベールを掛けられた。男性はベッドの横で私を見下ろし、身動きせずにずっとその場に立ち尽くしていた。しばらくして何処からか、嗚咽が聞こえる。少し目を開けると、その男性が口元を押さえて泣いていた。声にならない鳴き声だった。『どうして泣いてるの?』身を少し起こして私は尋ねた。するとその男性は言葉を選ぶように重巡しながら重い口を開いた。『触(ふ)れたいのに、、、こんなに触れ合いたいのに、触(さわ)れないんだ!!!』心の叫びだった。男性の殿方の号泣した姿を見るのは初めてだった。私は身を起こして彼の顔にそっと触れた。そして親指で目元の涙を拭った。彼は驚いた顔をしていた。私はにっこり微笑んで、そのまま彼の頭を胸元に抱えて抱きしめた。自然と2人でベッドに横たわって彼の体と密着した。彼の肌の感触もリアルに感じた。そのまま抱きしめてまぐあうのかと思ったが、彼と金色のベールが恍惚と光り始めて、フッと私の胸元と子宮に向かって光と共に消えていった。そこで目が覚めた。何とも感触がリアルだった。その時ふと白檀の香りがした。

目が覚めたら外は風が強く吹いていた。何かが動き始めたそう何故か確信した。早めにお風呂に入って身を浄め、リラックスしてから秘儀を始める。昨日は縋るように秘儀をした。もうあの朝のタイミングで秘儀をしなければ、私はどんどん気落ちして、もう元には戻れないと思ったから、私は秘儀のおかげで気持ちを整えられた。これこそが秘儀の絶大なる威力。「秘儀」たる所以か。宇宙と神と一体である事の体現が、自分という存在を保てた。

今日の秘儀は今までで1番あっさりとしていた。何も感じない訳ではない。ただただ氣光天が心地良く気持ちいい。アダムタッチはまずは祖母の手になった。頭を撫でられ、いい子いい子されたり、朝の夢に出てきた彼の手になったり、色んな手があらわれた。しばらくして下腹部と丹田辺りを8の字で触っていたら、私は急に鼻歌を歌い出した。童謡のような子守唄のような、祖母が好きそうな曲。メロディーは全く知らない。初めて聴く歌だった。あぁ、祖母が歌っているのかな。ゆりかごに乗せられている様に、私は横に揺れながら歌っていた。歌いながら子宮辺りが疼いてきた。ジョイパールに触れても、今日は大人しい。相変わらず膣は元気そうだけれど、アダムオイルを付けて、しばらくそのままじっとしている。時々ビクン!と反応する。オーガズム呼吸法で、性エネルギーを高めようとしたが、急にシュン、と落ちてしまった。そのままジョイパールから、指がポロッと外れた。今日はここまでかな。

朝の夢の映像が、まだ鮮烈に色鮮やかに脳裏に焼きついている。男性も泣きたいのかな。泣きたいけどプライドがあって泣けないのかな。そんな姿も愛おしいと思った。もっと優しくしてあげたい。私の中の男性性が訴えたのかもしれない。知らない事を知るのは嬉しい。まだまだ知らない事だらけだ。明日は何を知るのかな。肉体を持って生きている限り、知っていきたい。肉体を謳歌しよう。生きている喜びと共に。

17日目
今日はとにかく眠かった。そしてお腹が空く。寝ては食べて食べては寝て、その繰り返しだった。今日で4月も終わり。夜に秘儀を始める。眠くて眠くてウトウトしながら、氣光天をする。氣光天は最近思い出せば日常的にしている。とても心地良くなる。氣が美味しくも感じる。その氣光天をするのもやっとだった。気持ち良くてアダムタッチを始めようとしたら、気付けば寝落ちしていた。夜中に目覚めて、また氣光天からやり直し。頭の上に薄い膜ができて気持ち良くなる。まるでマッサージを受けているよう。

気付けばまた寝落ちしてしまった。もう朝になってしまった。諦めずに再度氣光天から始める。呼吸を意識して吐く息を多めに出す。そうすると生きている実感がする。グランディングに時間を掛ける。我は神なり。全ては神なり。繰り返し内言した。アダムタッチを始めると、何だか口元がモゴモゴする。そして口は閉じたまま、私はウゥ〜ンウゥ〜ンと唸り声を出し始めた。何かを伝えたい意思を感じる。「大丈夫だ 大丈夫だ」「ついてこい ついてこい」何かの意思を感じた。アダムタッチを丹田と仙骨にしながら、私は胡座をかいたまま、体を螺旋を描くように動き始めた。そこからライトランゲージが出てくる。ルロロロロ〜と高音と低音が行き来する。まるで私を安心させるかとように、労(いたわ)りのエネルギーを感じる。「大丈夫だ 大丈夫だ」。まるで背中からハグをされているようだった。そのままジョイパールに触れる。アダムオイルをプッシュしたらいつもよりたっぷり出てきた。しっかり右手中指とジョイパールが触れ合う。ライトランゲージが更に出てくる。まるでサイレン音のように。ウォンウォンとうねる様な声。大地の地響きのようだ。あぁ気持ち良い‼︎久しぶりに感じた。気持ち良くて右手が高速に上下に動く。体は海老反りになって、感電したかの様に、身体中にビリビリと光が貫く。急に視界が開けたように気持ちになった。

18日目
今日は昼頃からムラムラしてきた。昨日からの睡眠欲、食欲の旺盛さから今度は性欲が出てきた。もともと私は性欲はそんなに強くない。ムラムラするのは生理前だからかなと思うくらいめっちゃ淡白なタイプだ。夜にゆっくりと秘儀を始める。アダムタッチも気持ち良い。甘ったるい声を出しながら、いつもは触らない臀部や鼠蹊部を丁寧に触れる。ゾクゾクした。頭を動かすたび髪の毛の先端が背中に触れる。その繊細な感覚にも感じてしまう。たまらず横になって、そのままアダムタッチ。あくびが出た。いけない、このままだとまた寝落ちする。再度胡座をかいてアダムタッチ。氣光天瞑想の時から私の膣や子宮はずっと疼いている。焦らすようにゆっくりとアダムタッチ。丹田辺りを触れればあぁ!と声が漏れる。満を持してジョイパールへ触れる。指に吸い付くように馴染んでくる。腰が尋常でくらい震える。ビクンビクン‼︎とずっと感じたまま。何これ⁉︎どうしちゃったの??

気持ちいいとはまた別に、感じまくってイキまくっている!止まらない!でも気持ちもいい!おかしくなりそう!ビクビクビクビク〜〜〜!!!!!何かが爆発したような感覚。「私はいま生きている」そんな宣言がでてきた。どんな感情が湧きあがろうと秘儀をやりきってみせる!こんな機会を与えてくださる事に、感謝の気持ちでいっぱいになる。神に感謝。全てに感謝。我は神なり。全ては神なり。全て良きかな。

19日目
今日は1日ずっと気持ち悪かった。まるで生理痛の時みたいに。けれど生理痛の時の気怠さや頭痛などは無く、ただ気持ち悪い。その言葉に尽きる。時々吐き気もする。お?また壮大なデトックスかな?と思い、お風呂を洗い、湯船に新しいお湯を沸かし、「セルフラブ」の入浴剤を入れる。身体をソルトスクラブで浄め湯船に浸かる。

夜に秘儀を始める。全裸で胡座をかいて赤いベールを纏う。そのまま自分を思いっきりハグをする。何だかそうしたくなった。氣光天を始めると、氣が回り始めているのを感じる。ビックバンが今までで一番大きな光になった。目の前がチカチカした。そのまま呼吸を続ける。我は神なり。我は神なり。全ては神なり。全ては神なり。今日のこの気持ち悪さは何だったのだろう?氣光天をしていると心地良くなる。ずっと続けていると黄金の光が、滝の如く流れてくる。ハチミツや溶けたチョコレートがゆっくりと滴ってくるような感じ。焦ったいような甘い感覚と共に、私は頭を左右に横に倒してそして段々と頭を回してみる。喘ぎ声が出てきた。

アダムタッチに始めようと、身体を触り始めた途端、急に体が痛くなった。苦しくなった。痛い痛い。苦しい苦しい。あまりの痛さに倒れるように横たわる。身動きが取れなくて、とにかく丹田の辺りをアダムタッチした。口からヒューヒュー音が出た。これは私の声ではない。何故かそれだけは確信した。たまらず丹田をお手当てする。この状況下でもそう思えた。しばらくすると痛みは消えた。確かに痛かったが苦しいという感情は私には無かった。だれが苦しいの?何が苦しいの?丹田をアダムタッチしながら問いかけた。段々とウトウトしてきた。痛みで体力をかなり消耗した。

気付けば朝になっていた。また寝落ちした。そのまますぐに秘儀を再開。起きたての思考のない状態でやりたかった。横になったままアダムタッチから再度始める。昨晩に出来なかった。仙骨や尾てい骨辺りに触れる。尾てい骨は感じまくった。中指と薬指が絶妙な感覚でゾワゾワした。すぐにジョイフラワーが反応する。子宮も疼いてきた。鼠径部や足のキワをあえてゆっくり触れる。たまらなくて切なくなる。焦らして焦らして、右手中指にたっぷりとアダムオイルを付けて、そっとジョイパールに触れる。途端にビクンビクン‼︎と身震いした。そのままジョイフラワーにも触れてみる。潤いまくってビクビクしていた。性エネルギーをオーガズム呼吸法で高め、一気に松果体に向けて上げる。イッタと同時に、目の前がスパークした!ビックバン以上の光がキラキラ眩く煌めき。夜空に無数の光が放たれたよう。そしてビックバンのように煌めいた光は、無数の光がシュッと1つの塊に集まり、私の目の奥に消えていった。初めての体験だった。そして無性にセックスがしたくなった。誰でも良いわけではないけれど。セックスする相手が欲しくなった。陰陽和合。男女の交わり。聖なる性の底知れぬパワーを私も体感してみたい。私は性という生きる欲求を欲している。私は今、肉体を持って生きている。我は神なり。全ては神なり。

20日目
そうだ秘儀をしよう。お昼にやってみようと試みた。家族が起きている時間に秘儀をするのは、とてもスリリング。でもそんなのお構いなし。「秘儀をするから部屋のドアは開けないでね」。最初に家族に伝えておくこれでOK。多くを聞かずに「分かった」と言ってくれる家族。これだって凄くありがたいこと。ありがたや。いざ秘儀を始めると全然集中できない。気持ち悪さがおさまらない。氣光天瞑想は気持ち良い。でも肉感的な不快感がどうしても拭えない。アダムタッチは丹田が気持ち良い。それでも気持ち悪さは無くならない。思い切って、自己流のマスターベーションもやってみる。私は今までのマスターベーションは左手でやっていた。左手の中指でジョイパールを触る。あぁ、気持ちいい!アダムオイルも付けてみる。やっぱり気持ちいい‼︎そのまま右手で再度エヴァベーション。こちらも更に気持ちが良い!左手でやっていた時は快感というより安心する。子供の頃から左手で触っていると不思議と安心していたのを思い出した。

右手は新しい回路を開発している感覚。どちらも気持ち良さはある。でも意味合いが其々だという事に気付いた。出掛けるまでにあまり時間がなかったので、そんなにじっくりとは秘儀を出来なかった。それでも気持ち良くイケた。そして不思議と「大丈夫だ」と思えた。その後あんなに気持ち悪かった気分は消えて支度も淡々とスッキリ出来た。出掛けるまでに時間の余裕も出来た。電車で移動している時も氣光天をする。そうすると不思議と周りの空間が良き意味で開く。ゴールデンウィークで混雑していたが、スーッと空いている電車が来たり、電車に乗っても目の前の座席が空いたり、とても助かった。

21日目
今日で初めての秘儀の最終日。秘儀1セット目21日目。朝に秘儀を始める。色々な思いが混ざりながら氣光天瞑想をする。氣光天瞑想は本当に好きだ。最近電車で氣光天をすると、トーラス構造をイメージしてまずは自分の周りから、次は目の前の座席周り、その次は車両全体。そして電車全体。それらを前後左右上下に氣が巡りまわる。そうすると段々と個の意識が薄れる。周りは全て美しい魂のエネルギー体ばかり。我は神なり。我らは神なり。全ては神なり。我らは神の分(わ)け御霊(みたま)なり。その意識で見える世界は全ては愛おしい存在。愛し愛され満ち足りた愛の調和の世界。電車待ちで駅のホームで氣光天をする。すると目の前に並んでいる女性が、ペットボトルの蓋を落とす。私の目の前に落ちていたのでそっとお返しする。するとその女性はこちらに全身を振り返り「拾ってくださりありがとうございます」わざわざお辞儀までされた。そんな優しい世界が拡がっていく。

氣光天瞑想からアダムタッチ。アダムタッチの手は今日は私自身だった。神を感じる。内なる神と根源の大いなる神。気持ち良さを超えて「無」になった。それでも私のジョイフラワーはビクビクしている。生きている。生きている。そう呼びかける内なる声。ジョイパールを改めて見つめてみた。本当に真珠のようだ。宝石を秘めた美しき肉体。誰しもがそれぞれの宝石を持つ。世の女性達に知って欲しい。生まれながらに美しい存在であることをその美しさを知るために。喜・怒・哀・楽。喜びと怒りと哀しさ(悲しさ)と楽しさ。全てを体験するのだと。ジョイパールとジョイフラワー。共に潤い満ち満ちて、快感を超えた感情が浮かんでくる。これは何と言えば良いのだろう?まだ言葉にならない。感動?感謝?喜び?近いようでもっと奥のまだ未知の感情か、無にも近いが似て非なる物な感じ。静かにイった。聞こえてくるのは「大丈夫だ」という声。大きく深呼吸して天に祈った。個を超えて集合意識に私の内なる愛を送る。繋がっている感覚。

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